「希望」
キミとはもう一人の自分?
いつだってあなたは、一人で戦っている気がする。
(あぁ、でも人間は所詮孤独なものですよね)
無になりたい自分おと、まだまだ貪欲でいたい自分。
それはとても価値のある悩みだと思う。
求められる、必要とされる、期待される。。。
その重さは他人には到底わからない。
答えなんかないよね。きっと。
毎日やっていること、感じていることが
その人そのものだから。
あなたを知ってしまった私に、何ができるだろうか。
あなたの葛藤を横目で見ながら、また確実に高く跳んでいる姿を望んでしまう。
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山田君の最大のライバルは、彼自身だと思いました。
目標を他におくのではなく、常に自分自身の矛盾や不安と戦い、
ひとすじの希望を見つけることで、もう一人の自分を征しているような。。。
きっとまだまだ「ボク」も「キミ」も背を向ける事はないでしょう。
同じ方向を目指していくはずです。
でも決してひとつになることもないと思います。
それは「妥協」という結論になりそうだから。
「心に憧れた頭の男」での表現は、
何の役柄も持たない、山田孝之自身の独白の舞台。
そんな気がしています。
(鶴)