初めて読んだ時は

見覚えのない道が見え

名前も知らない花、赤い花が一輪

そして大きな 大きな穴が……

最後はなんにもなくなって 真っ白になりました

 

あまり頭の中が真っ白で

自分でもびっくりする位真っ白で

頭の中を探しても何も見つからない位

真っ白になってしまい

感想すら書けなくなりました

 

何度も読み返し

読み進めていくうちに

いつも間にか 自分を捜して捜して捜して

何も見つからないうちに

元の風景に戻ってきた途端

また ぽっかり穴のあいた

どこともわからない場所に着きました。

 

「表裏一体」

「紙一重」

色々な言葉が浮かんできたけれど

どれもしっくり来ないので

 

真ん中に鏡を立てて

黒いバックに白抜きの文字を読んでみました

今度は鏡をひっくり返して

白いバックに裏返しになった黒い文字

 

さっきまでとは全然 別の世界が広がっていました

 

ここで初めて

しっくりストンと気持ちの整理が

つきました

うまく言えないけれど

「あーこういう事だったんだ」と。

 

そう 思いました……

 

 

きいろ