「クローズ」な人々 act.2/田村忠太役:鈴之助
10月27日土曜日。映画『クローズ ZERO』が遂に公開された。
伝説的な漫画の映画化という大役を任されたのは、漫画「クローズ」の原作者・髙橋ヒロシが最も希望した監督・三池崇史。漫画にはないオリジナルストーリーを描くことで一致した髙橋と三池両者の意見を、脚本家・武藤将吾が“誰も知らないエピソード0”として書き上げた。
原作、出演者、監督の人気もさることながら、公開前から評価が高く、先月行われた「東京国際映画祭」では、特別招待作品として出品した本作。招待されたCROWS=カラス達も“ワルメンズ”を引き連れレッドカーペットを真っ黒に染め、会場を騒然とさせた。そんな公開前から話題に事欠かなかった『クローズ ZERO』を、劇場で観られるようになってからもうすぐ一週間が過ぎようとしているが、黒いカラス達はまだまだ世間を騒がせてくれそうだ。
そんなカラスの中に、大きな体とパンチパーマという風貌で一際目立つ男がいる。個性派揃いのカラス達の中にいても、決して見劣りしない存在感。それが主人公の滝谷源治(小栗旬)が最初に戦う鈴蘭高校の生徒・田村忠太(鈴之助)だ。800人のオーディションを勝ち抜き、最凶の高校・鈴蘭高校への入学が認められた鈴之助。「クローズ」な人々 act.1で、芹沢軍団の策士・戸梶勇次(遠藤要)が語ってくれた『クローズ ZERO』を、act.2ではGPS(Genji Perfect Seiha=源治・完全・制覇)側から語ってもらおう。
『クローズ ZERO』
監督/三池崇史
原作/髙橋ヒロシ
出演/小栗旬、やべきょうすけ、山田孝之 ほか
最強の不良が集まり、その中で日々覇権争いが繰り広げられている鈴蘭男子高校。そこへ3年生の転入生・滝谷源治(小栗旬)がやってきて、現在最も鈴蘭制覇に近い男・芹沢多摩雄(山田孝之)に宣戦布告する。芹沢率いる巨大な“芹沢軍団”に対抗するために、源治はチンピラヤクザの片桐拳(やべきょうすけ)の助けを借り、“GPS(Genji Perfect Seiha=源治・完全・制覇)”を結成。遂に鈴蘭制覇に向けての戦いが始まった!
10月27日より全国東宝系公開
(C)2007髙橋ヒロシ/「クローズZERO」製作委員会
すずのすけ
1984年東京都生まれ。
1996年に『地獄堂霊界通信』で主演デビューを果たし、その後は映画・ドラマ・CMなどで経験を積む。『クローズ ZERO』では、主人公、滝谷源治の弟分、田村忠太を演じて、その絶大な存在感を発揮した。現在公開中の『犯人に告ぐ』に続き、2008年公開予定の『リアル鬼ごっこ』『僕の彼女はサイボーグ』と待機作が控える。
また2007年11月7日(水)~11日(日)舞台ラフカット2007「あの角を左に曲がったら」に出演。
・作:渡邉睦月/演出:堤泰之
・会場:全労済ホール/スペース・ゼロ
・料金:3500円
・前売場所:スペース・ゼロチケットデスク http://www.spacezero.co.jp
チケットぴあ 0570-02-9988(Pコード380-421)
イープラス http://eplus.jp(パソコン&ケイタイ)
・お問い合わせ:オフィス・REN ren@o-ren.com 03-5829-8031(平日11時~18時)
・ラフカット公式HP→http://www.platinum-papers.com/rh_cut/rh_info.html
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