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2007年11月 8日 (木)

知っておいてほしい真実:『明日への遺言』

1028日(日)に幕を閉じた東京国際映画祭に、特別招待作品として上映された『明日への遺言』。第二次世界大戦でB級戦犯として処刑された実在した人物・岡田資中将の生き方を通して、戦争の愚かさと平和の尊さを教えてくれる作品になっている。

1027日(土)渋谷のBunkamuraオーチャードホールで特別上映されたあと、小泉堯史監督、フレッド・マックイーン、藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、リチャード・ニールがステージに登場した。

   

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まずは主演の岡田中将を演じた藤田まことが、台風の影響により風雨の強い生憎の天気にも関わらず、客席を埋めてくれたお客さんに向かい「年を重ねるごとに少しずつ大きな役を頂戴出来るようになりました」と謙虚に挨拶を始めたが、「今まで色んな役を演じてまいりました。その都度何十枚、何百枚と監督さんからレッドカードをつきつけられ、その数を合わせたらちょうどレッドカーペットになりました」と会場を笑いに包むことも忘れなかった。

岡田中将の妻・温子を演じた富司純子は「小泉監督をはじめ、素晴らしいスタッフ、そして藤田さん、外国からも見えた素晴らしい俳優さんの映画に参加させて頂いたことを感謝しております」と出演出来たことに対する感謝の気持ちを表した。

また今回、東京国際映画祭のために来日した3人のうち、名優・スティーブ・マックイーンの息子フレッド・マックイーンは「ここにいる素晴らしい監督、藤田さん、富司さんは日本にとって国宝といってもいい」と一緒に仕事をした3人を褒め称えた。

日米の俳優をひとつにまとめあげた小泉監督は「最初に岡田さんの奥さんに手紙を書いてから15年。非常に難しい素材だったのですが、プロデユーサーの原さんとアスミックのみなさんの力があって初めてこの映画が出来ました」と感謝の気持ちを述べたあと、「テレビなどの応援団の少ない映画ですので、いいところを見つけて“よかったよ”と多くの人に言って頂ければと思います」と本作への応援を呼びかけた。

そして特別ゲストとして登場したのが、岡田中将の息子・岡田陽夫妻。「大変立派な映画を作って頂きまして、本当に感謝しております。60年前の出来事ですので、岡田の一族でも生きているのはこの夫婦と、映画に出てくる赤ん坊の姪っ子だけです」と映画の舞台が60年前の実話を基にしている出来事だと、改めて認識させてくれた。

最後には再び藤田まことが「この映画に出して頂いて、男としての責任の在り方、平和の重さなど色んなものを体験させて頂きました。ひとりでも多くの人に映画館にお越し頂き、映画館を満員にして頂けたらと思います」とお客さんへ最後のお願いで舞台挨拶を締めくくった。

 

『明日への遺言』

監督/小泉堯史

原作/大岡昇平

出演/藤田まこと ロバート・レッサー フレッド・マックイーン リチャード・ニール 富司純子 ほか

配給/アスミック・エース

東京裁判で東條英機らA級戦犯が裁かれていた時、横浜地方裁判所では、戦争犯罪行為の命令者・B級戦犯とその実行者・C級戦犯の裁判が行われていた。B級戦犯のひとり岡田資中将と部下19名は、米軍機の搭乗員を殺人した罪に問われていたが、裁判で岡田中将は全ての責任は命令を下した自分にあることを主張した。戦勝国のアメリカ相手にたったひとりで法戦を挑んだ岡田中将に下された判決とは…。

 

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